廃藩置県の日

廃藩置県の日

 7月14日は廃藩置県の日です。

 都道府県の違いですが、まず、都道府県の中で北海道が1つだけの道ですが、これは、歴史的なものだそうです。
 もともと、府県は、廃藩置県つまり、江戸幕藩体制の「藩」を明治政府の直轄する地方機関である「県」「府」に置き換えたものです。
 この廃藩置県の当時、北海道は蝦夷地と呼ばれ、
江戸幕府の支配は及んでおらず、藩もなかったため新しい一つの地方機関で管轄することになりそれを「北海道」と命名したそうです。
 北海道の名の由来は、奈良時代から平安時代にかけて、五畿七道という行政区画がありその中に東海道南海道西海道があったのを参考にしたようです。
 さて、廃藩置県の当初は、東京都も府でした。
 つまり、廃藩置県の時は、道府県だったわけです。
 この時、府と県の違いは何かと言われれば、重要な役所の有無だったそうです。
 府という言葉は、日本古来から、「役所」の意味で使われてきました。そこで明治政府にとって特に重要な東京・大阪・京都だけは「府」とし、 他は「県」と呼ぶことになったようです。
 さて、県ですが、県は、訓読みでは「あがた」と読み、「府」に対して「地方」を意味する言葉です。
 戦前は「都」がなく、東京も「府」でした。
 東京都は太平洋戦争中の1943年に東京市東京府の機能を統合して出来ました。道府県と違いは、この機能統合の時にうまれたの特別区”の存在です。
 いわゆる東京23区のことで、都だけに認められています。
 道府県は、広域的に対応すべきとされる上下水道や消防、都区の財源配分など一定の権限を区ではなく都が握っているなどの違いがあります。
 もし、東京都が都でなく、府のままであったとすれば、東京23区は、東京市となり、いわゆる政令指定都市になってしまいま、東京都も東京府とになります。これにより、政令指定都市と府の二重行政になってしまいますが、東京都が都であることから、都が強い権限をもち、一元的な行政が行われることになっています。

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